30代のつぶやき

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レジ袋有料化について考えてみた

こんにちは

たいがです

 

いつもブログを読んでいただき、

本当にありがとうございます!

 

今回のテーマは、レジ袋の有料化についてです!

 

マイバックとか面倒だけど環境と節約のために頑張ろうね

とか思っている方にこそ、ぜひ読んでほしいと思います!!

 

 

 

7月1日より有料化スタート

 

テレビやコンビニ、スーパーで知っている人がほとんどかと思いますが、

7月1日よりレジ袋有料化がスタートします!

 

経済産業省が作成しました特設ページを貼りましたので、

まずはこれを参照してください!

 

www.meti.go.jp

 

デザインはとてもシンプルなので、IT後進国をひた走る政府が作る割には

なかなか見やすいサイトだったかと思います!

 

要するに、

『環境配慮の一歩ってことでヨロシク!!』

ってことですね

 

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レジ袋の全部が有料になるわけではない

 

先ほど紹介したサイトの中に、このような文章がありましたので、

ここで抜粋します!

 

あらゆるプラスチック製買物袋を有料化することにより、

過剰な使用を抑制していくことが基本ですが、環境性能が認められ、

その旨の表示がある以下3点は対象外です。

こうした袋への転換を進めるなど、環境価値に応じた価値付け等を推奨しています。

 

1、プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの

繰り返し使用が可能であることから、プラスチック製買物袋の過剰な使用抑制に寄与するためです

 

2、海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの

微生物によって海洋で分解されるプラスチック製買物袋は、海洋プラスチックごみ問題対策に寄与するためです

 

3、バイオマス素材の配合率が25%以上のもの

植物由来がCO2総量を変えない素材であり、地球温暖化対策に寄与するためです

 

・・んだよ紛らわしい!! 

 

掲載のとおり、全部のレジ袋が対象というわけではなく、

『環境に配慮しているレジ袋は無料でOK』

ということですね

 

ここで疑問がでてくる方もいるかと思います

 

レジ袋なんてどれもいっしょなんじゃないの?

環境に配慮したレジ袋ってなんだ??

 

これを解決するには、まずはレジ袋について知らなければいけませんね!!

 

そもそもレジ袋って何でできてる??

  

まずポリ袋とビニール袋の違いについてからです

 

サラっと書き始めましたが、

まずポリ袋とビニール袋って違うもの!!

ということをおさえて下さい!!

 

ポリ袋とは、ポリエチレン(PE)、またはポリプロピレン(PP)

を使った袋のことを指します

 

PEとPPはとても共通点が多いプラスチック物質ですが、

PEのほうが若干柔らかく半透明で乳白色という特徴があるため、

袋の材料として使われることが多いそうです

 

そして、よく耳にするビニール袋の「ビニール」とは、

塩化ビニル樹脂(PVC)のフィルムのことを指しています

 

ここがポイントですが

一般的にレジ袋に使用されている物のほとんどがポリ袋だそうです

 

塩化ビニル樹脂製品は、テーブルクロスや

プールとかで見かけるハンドバック型の厚手のバックなどに使われています

 

素材の名前だけですとわかりずらいですが、

確かに並べて説明できると、その違いが歴然ですね!

 

ここではレジ袋について知りたいので、

ポリ袋に絞って話を進めていきます!

 

ポリエチレンの特徴

ではポリ袋の原料であるポリエチレンについて、まとめます

 

まずはインターネットにあった特徴を羅列します!

 

無味無臭

軽い

化学的に安定しており水や薬品に耐性がある

加工性に優れている

電気絶縁性に優れている

防湿性に優れている

 

パーフェクトじゃん!!

 

素晴らしい素材だったんですねー!

 

そんなポリエチレンですが、先ほどあげた特徴の他にも、

さらに大事な性質があることがわかりました

 

ポリエチレンは理論上、燃やしても発生するのは二酸化炭素と水なので、

ダイオキシンなどの有害物質は発生しないんです

 

衝撃!!

 

そして素材としては100%再利用可能なのですが、

実際のところ汚れの付着は避けられず、となると

リサイクルよりも燃やすほうが現実的に役に立つそうです

 

衝撃!!!

 

ポリエチレンはほぼ灯油並の発熱量があるので、

むしろゴミ焼却の助燃材としても役立っています

 

衝撃!!!!

 

つまりレジ袋として使われているポリ袋は

ゴミ袋として利用することが一番効率がいい

ってことですね!

 

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紙袋と比較してみた

『当店は環境に配慮して、すべて紙袋に切り替えました』

 

某大手ファストファッションをはじめ、

世間は、いままさにその流れができつつあります、、、

 

ここまで読み進めたあなたは、もはや

「紙袋にする意味あんの?」という状態かと思いますが、

せっかくなので検証してみましょう!

 

紙袋のほうが環境にいいらしいですからねーー(ニヤリ)

  

さて紙袋とポリ袋

総合的に比べて、どちらが使い勝手がいいでしょうか

 

・ポリ袋はそのままゴミ袋に使用できるのでリユース率が高い

・ポリ袋は紙袋に比べて薄いので、そのままゴミにしてもかさばらない

・ポリ袋の輸送に必要なトラックの量は、紙袋の約7分の1

・ポリ袋は紙袋の70%のエネルギーで製造可能

・ポリ袋の製造に必要な水の量は、紙袋の約25分の1

・紙袋はラミネート加工やひもがあると再生できない

 

・・・まだやる??

 

ひいきでこんなこと書いてあるように見えます??

 

というか、まず紙袋って使い道ないわりに捨てるの勿体ない病が発動して

結局、家のスペース取られるだけなんですよねー正直(偏見)

 

単に家庭でどーのこーのってことだけでなく、

実は製造面や輸送面、そして環境面でも

ポリ袋さんが盛大に優れているように感じました!

  

ちなみに輸送コストが上がると当然お店のランニングコストがかかるので

商品の単価も上げざるを得ないですよねぇ・・

 

いろいろ調べているうちに、中央大学で書かれたおもしろい論文を

見つけましたので、ぜひこちらも読んで下さい!!

 

www.chuo-u.ac.jp

 

ハッキリ書かれすぎてて、おもいろいですよね?

 

今回、このブログでは紙袋だけと比較してみましたが、

実際のところ、そんなのはどうでもよくって、

もっと根本的に大きいところから取り組まなきゃいけないんじゃないの?

 

というお話です

 

 

まとめ

 

いろいろとまとめさせていただきましたが、

なかなかおもしろい事実がでてきて

わたし自身もビックリしています!

 

わたしの結論はズバリ、

 

【レジ袋有料化は

『日本は環境問題に取り組んでいますよ☆』

という姿勢を見せるためだけの対外的パフォーマンス】

 

(政府さん、違ったらごめんなさい!!!)

 

文明の進化と企業努力で、日本人は快適な生活をしてきました

 

それが、こういった小手先だけのアピールに付き合わされることで

生活の便利さを手放してしまうことが、今後も増えていくことでしょう

 

政府の方針なので仕方ない面が多いのですが、

ここで政府や、実際に有料にしたお店を批判してても、

あなたには何も得はありません

 

大事なことは、

自分で調べて考えることです

 

環境の配慮という名目でスタートしてるのに、

実は本質的に真逆のことをしてるんじゃないの?

という矛盾に気付いてほしいからです!

 

調べることは現代において最も容易な事だと思うのですが、

まぁみなさんホントに調べないよね!!

 

なんとなくテレビで言ったからとか、

なんとなく新聞に載ってたとか、

なんとなく写真で見たとか、

 

そんなゆるゆるに物事考えて脳みそ腐らしてる場合ではない

ってことです!!

 

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あらゆることを考えて考察して、それで自分なりに結論を出して下さい!

 

考えるクセをつけると人生発見が多くて楽しいですし、

何より損しなくなりますよ(*^_^*)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

 

 

たいが

 

 

 

7月14日、追記

参考資料として中央大学の論文を掲載させていただきましたが、

どうやら削除されてしまったようです

政府の根回しか??

ここでお詫びさせていただきます